ひとりっ子なので余り物を与えられず育ってきた。ごはんもおやつも洋服もお小遣いも時間も。
全て独り占め、余り物の福を知らずに育った。そのせいか余分とか無駄とか意識できずに拘りを持たずに流れて来た。好き嫌いもない。身につけない色も無い。ハワイもロンドンもスイスもバリも韓国も好き。海でも山でもいい。環境順応性は高い。
ある時気がついた。その余分な部分、余白がいかに大事だと言う事。何かを決定する時選ばなかった側が放つ光。ファインダーを覗く時主体よりもそこを見ている。分量と色、光の質。
余白の光に照らされて主体が輝く。 写真だけでは無い。色々な事にあてはまる。
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by gofukuya54
| 2010-07-13 10:47
| muisiki