異界
町を歩いているとふとその入り口らしき長方形を目にする事がある。
子供頃は頻繁に目にした気がする。
特に人には感じない事を強く受け取る才能があるわけではないと思う。
ただ兄弟がいないせいもあってか一人で妄想にふけて異界の入り口を見つけられたのかもしれない。
小説を読むと普段見えない、聞こえない、触れない場所は必ず存在するのだろうと思う。
すくなくとも僕だけではないのだと。
写真を撮るとき、ファインダーを覗くとそんな入り口をよく見つける。
by gofukuya54
| 2010-08-18 23:59
| muisiki